京都から出発し、旅行2日目。午前の鳥海山を散策し、美しい自然に触れた僕たち。
鳥海山を出発し、次は角館をぶらぶら。
この記事はその2の続きです。
もしよかったらその1からどうぞ。
鳥海山の元滝伏流水から車で2時間半ほどで角館に。京都からの距離を考えると2時間半は、むしろ近い気がして怖いです。道は相変わらず空いていて、GWとは思えない快適ぶり。
角館の近くまで行くと流石に車が多くて、駐車場に向けて車がずっと続いていました。たまらず道の脇にあった一般の方がやられている駐車場に入りました。路地の中にはいくつかの駐車場がありましたが、ほとんど埋まっている。。。と思ってとろとろと車を進めるとラッキーなことに1つ空いていました。1日500円と良心的な値段。おかげでゆっくり観光できました。
角館は”みちのく三大桜名所"に数えられており、このGW前後が見頃です。今回のGW東北旅行は、「東北の美しい桜を見たい!」から始まっており、角館の桜は大きな目的の1つでした。
角館の桜スポットは大きく分けて2つあり、武家屋敷が立ち並ぶ市街地と桧木内川の堤防。武家屋敷ゾーンの桜の方が見頃の時期が早く、この後写真を載せまずがけっこう散っていました。桧木内川堤公園の方が見頃が遅く満開とは言えませんが、堤防沿いに並ぶ桜は記憶に残る絶景でした。
どこかでもらった観光マップ。上の方が切れてる。。。
上の方から武家屋敷ゾーン→川沿いを北上。みたいなルートで周りました。
まずは臨時駐車場となっている旧角館高校グラウンドに向かい、武家屋敷ゾーンからスタート。臨時駐車場は大きく、多くの方はそっちに停めているよう。
駐車場の入り口に立派な枝垂れ桜が立っていて、観光客を迎えていました。花はけっこう散っていましたが、大きく枝を広げた姿は十分に美しかったです。満開やったらどれだけキレイやったやろうか。
駐車場前に立つ枝垂れ桜。
臨時駐車場横の南北に伸びる道が武家屋敷ゾーンに続くメインの通りになっていて、武家屋敷やお土産店が立ち並び、通りはたくさんの人で賑わっていました。建物の間に背の高い立派な桜が並んでいる感じ。
賑わう通り。
賑わう通り2。
武家屋敷。
レトロな雰囲気を醸す赤ポスト。
何か忘れましたが洋館。中でお土産も売ってました。
写真の通り武家屋敷周辺の桜は時期が過ぎでいましたが、立ち並ぶ古い建物、たくさんの観光客、行列のできた飲食店、ご当地の品が並んだお土産店と雰囲気が非常によく、街を歩いているだけでも楽しいです。時折吹く風にのって花びらが舞ってそれもまたキレイでした。
ほこりみたいに見えるかもしれませんが、花びらが舞っています!美しい。
ご当地のお菓子を試食したり、武家屋敷を観たりして通りを南下。
安藤醸造でも試食、というか試飲。希釈した醤油や白だしを頂けました。試飲のカップを配っていたおばちゃんが忙しいやろうにめっちゃ愛想よく配っていてすごいなと思ったり。そして、その白だしのうまいこと。うちの奥さんがおばちゃんに話しかけると、笑顔で話しててめっちゃ感じが良かった。それも手伝ってお土産に白だしを購入。
この後も何度も感じがいいなと思った人がいて、東北の人はいい人が多いんじゃないかと思います。
稲庭うどんのお店でも試食ができて、これまたうまくて購入。稲庭うどんの定義はよく知りませんが、太めのひやむぎって感じ。しっかりしたコシでとにかくめっちゃ美味しい。
通りを歩いていると、どこかの店の看板犬の秋田犬がすやすやと寝ていて、近くに「そっとしておいて下さい」との飼い主のメッセージが置かれていました。秋田犬ってよく考えるとあまり見たことなくて、本物は大きくてもふもふで可愛らしかったです。犬好きの奥さんは俄然テンション上がってました。
お疲れの看板犬。
寝ていても看板犬は人気で、観光客がそっと近づいて静かに見守っていました。その場の雰囲気に思わずほっこりします。
角館を観光しだしたのが13時過ぎとかでお腹減ってランチにしたかったけど、14時になってもご飯屋さんには行列が・・・稲庭うどんや比内地鶏を使用した親子丼を提供しているお店が多かったですが、ガイドブックに載っていた"お狩場焼き"なるものを食べてみたくてお店を探す。
どのご飯屋さんにも待ってるお客さんが。
しかし、14時を過ぎるとだんだんランチ営業を終了している店があったり・・・
15時を過ぎて諦めかけたとき、比較的待ちが少ない店があってそこでお狩場焼きを頂きました。
噂のお狩場焼き。比内地鶏に山椒味噌を練って焼き上げた一品。
もう説明だけでよだれが出ます。山椒がスパイスのように効いていて見た目よりさっぱりとしていて美味しい。
昼食の店を探すのに苦労しましたが、桧木内川堤公園に屋台街があるので、どうしても稲庭うどんや親子丼が食べたいとかがなければ屋台の方が手軽でいいかもしれません。河川敷で桜を見ながら食べることができます。
ご飯を食べて元気になったので、散策を再開。
この時点でた店の時点でけっこう観光エリアを進んだあとだったので、すぐに武家屋敷ゾーンの南端に。
街のはずれの桜。
こちらは結構花が残ってました。枝垂れ桜?これでもかと言わんばかりに花を蓄えていてキレイでした。この桜を過ぎた辺りで桧木内川の方へ方向転換。
ここでその3は終わりなのですが、角館を歩いていて「観光地としてしっかりしている!」ということをすごく感じました。
武家屋敷ゾーンは、歴史ある建物がいくつも立っていて、周辺にはご当地の飲食店や新しいおしゃれな店、お土産店がある。広場では、楽器や歌の演奏と歩いているだけで、雰囲気だけで楽しいです。桜もキレイで言うことなしです。
どこかの広場。みんなの目線の先には生演奏する人が。
これからも角館の歴史のある町並み、桜の咲く景色が残って欲しいです。
どの立場からものを言ってんねん。ってなりますが、要するにそれくらい良かったということです。次の記事で書く予定の桧木内堤公園も含めまた行きたいと感動しました。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。次は桧木内堤公園の桜です。次も感動しまくりです。
終わり。