関西から日本海側を走り続けて1日目に山形の鶴岡と酒田の間くらいに到着。道の駅で車中泊をして、旅行2日目を迎えます。ここから本番と言わんばかりにスケジュールがぎっしきです。まずは朝食をとって鳥海山へ向かいます。
この記事はその1の続きです。よかったら最初からどうぞ。
2日目の朝は周りの車のドアを閉める音で起きました。車中泊熟練者の朝は早く、5時位からみんな活発に動いていました。繊細なうちの奥さんは周りの人の気配を感じてあまり寝れなかったみたいです。車が少ないと怖いけど、多いと寝れないという場所取りの難しさ。
ぼんやりした頭で準備をして、天気も良かったので道の駅内をちょっと散歩。夜は暗くて何もわかりませんでしたが、夜見たときよりも広く感じます。
道の駅のすぐ横にあった菜の花畑。そして、なんと天気のいいことか。
なの花温泉って名前が付くだけあってこの辺りは菜の花が有名みたいです。車で走ってていると、いくつか大きな畑を見かけました。
車から見た河川敷の葉の花畑。橋の赤との対比が美しいです。
朝食は酒田にある海鮮丼屋。有名なお店で7時半くらいに行きましたが、注文カウンターには行列ができていました。並んで漬け丼を注文したのですが、僕の2人後ろくらいで漬け丼は売り切れていました。7時開店なのに7時40分に無くなるとか。。。
これが噂の漬け丼700円なり。
後ろの買えへんかった人には悪いですが、おいしいです。朝からこれが食べれるとか幸せです。今見てもお腹が減ります。
食べ終わってさっそく出発。酒田といえば山居倉庫が有名ですが、時間がないので今回はスルー。やや名残惜しい。
本日の1つ目の目的地である鳥海山なんですが、周りに大きい山がないから酒田くらいからその雪を被った姿が見えていました。
遠くに雪の被った山が見えているなと思ったら鳥海山でした。
麓から山道を登っていきましたが、頂上までキレイに見えているせいか、めっちゃ遠く見えました。車では5合目?くらいまでの高さまで行けましたが、海沿いの道から30分くらいと、遠いと思ってただけにすぐに感じしました。道を進むに連れて、雪が増えていって寒くなっていってるのがよくわかりました。
だんだんと雪が増えていきます。ガラスに写ったティッシュは気にしないで下さい。
雪が多いところでは、3mくらいの雪壁が道の端にそびえていました。すごい。
思わずカーブを曲がりながら「おおーー」って声が出ます。
途中にあった山荘の駐車場に立ち寄る。麓と頂上の真ん中くらい?下は日本海、上は真っ白の山頂と対象的な景色が不思議です。
山側の景色。日本海側の景色と違って、白いです。
2200mくらいの山ですが、すぐそこに頂上があるように見えます。
頂上付近を望遠で撮った写真。よく見ると左側に登っている人たちがいます。
山荘の駐車場には吹き下ろしの強い風が吹いていて、頂上付近も時折風で雪が白く舞うほど。その中を登るのは骨が折れそうです。
山荘から少し走ったところに車がたくさん停まっている場所があって、何事かと思ったら登山口があって、そこからいざ出発!っといった団体さんがいはりました。背中にスノーボードらしきものを背負っていて、どうやらみんな春スキーに来られてたみたいでした。
残雪の鳥海山へ出発しそうな人たち。
バックカントリーはしたことないですが、この日みたいに見晴らしがいい時に頂上から滑り降りるのはさぞかし爽快だと思います。しかし、あの重たい板を担いで雪の斜面を登るのはなかなか。。。気を付けて登って下さい。
さらに車で少し進むと別の山荘があったので、そこにも寄ってみる。
ここからの見晴らしも抜群でした。
食堂、売店が入った建物を見て、時間もないのでさくっと出発。
山荘から車で20分程山を降りたところに、鳥海山でのメインスポットとなる元滝伏流水は滝がありました。20~30台程の駐車場があり、そこそこ停まっていましたがそこまで人は多くなかったです。きれいな滝があって、そこまでは森の中に散策道が整備されていました。
散策道の入り口。
散策道。きちんと整備されていて、横を流れる小川の水のキレイなこと。
散策道を10分程進んだ先に滝があり、トップの写真が一番有名な滝です。着いたときに「おぉ!これかっ」て言ってしまうくらいキレイです。テンション高めに三脚とカメラを用意。この感動を残したくていっぱい写真を撮ってみましたが、腕が追いつかず。
人はここに集中していて、お目当ての滝をキレイに収めようとみんな思い思いの場所で写真を撮っていました。
有名な滝の向こうにもこんなキレイな場所が。周辺は苔むした岩がゴロゴロしていて、もうもののけ姫みたいです。美しい自然にうっとりします。
水を白糸のように撮りたかったですが、シャッタースピードを遅くすると白飛びしてしまう。。。!初めてNDフィルターの必要性を感じました。こういうことやったんかー。
自然の美しさを満喫した僕たちは散策道を引き返して次の目的地へ。鳥海山といえば、獅子ヶ鼻湿原というもうひとつの有名なスポットがありますが、そっちは時間の関係で行けず。そもそも2時間半くらいかけて散策するみたいで、時間的に全然無理でした。また今度リベンジです。
GW東北旅行記 その2はこれで終わりです。
読んでくださった方、ありがとうございました。鳥海山を出発し、次はみちのく三大桜名所の1つ角館を目指します。
終わり。
続きです→GW東北旅行記 その3 - 夢の魅惑